店長あいさつ

10代の頃のロードバイクライフで特に私の頭を悩ませ続けたのは、とにかく「お金がない!」ことの一点に尽きました。

もっと速く走りたい、勝負に勝ちたい!と思っても、レースのレギュレーションに合わせたパーツはとても高価で、学生である私にはおいそれと安易に手が出せるものではなかったからです。

パーツにお金をかけることができない分、メンテナンスやテクニックでカバーするより他なく、“その差”に悔しい思いをしたことも一度や二度ではありませんでした。

サイクリスタ熊本では、オーナーである私自身のそんな苦い経験から、例え高価なパーツを別途購入しなくても、お客様のご愛車はもとより、乗車されるお客様ご自身の秘めたポテンシャルを十二分に引き出すことができる理想的なメンテナンスおよび技術講習のご提供を目指し、日々店舗運営を行っております。

長年に渡る実業団活動および自転車整備の経験を経て培った、プロフェッショナルの知識と技術をお役立ていただければ幸いです。

また当店ではこれら通常の営業活動の他にも、「お手頃価格で」「本格的なレースにも通用し」「走るモチベーションが上がる」、独自のオリジナルパーツの製造販売や、TOPページにてご挨拶させていただいた通りに、この熊本の地に「自転車を通じた人と人との繋がりの輪」を作るための場所や礎(いしずえ)となる事業の展開も予定しておりますので、そちらに関してもぜひご期待ください。

川村 侃生(かわむら つよき)

経歴

◆小学生時代
自転車を近所の方から譲っていただき、初乗車。その楽しさを知る。

◆中学生時代
今度はロードバイクを譲っていただく。

普通の自転車とは比較にならないその走行性に衝撃を受け、本格的にその道に目覚める。

◆高校時代(前期)
競輪で有名な鎮西高校に進学するものの、肝心の自転車部が廃部。

「競技レベルで走れる」環境と技術習得を希望し、実業団の走行講習会に参加するようになる。

同時期に自転車チーム「HSC熊本」を結成。定期的にレースに出場。

この頃から趣味の自転車いじりが高じたメンテナンスを友人や知人から請け負いはじめる。

モットーは「自転車の性能を極限まで引き出す」「(ただし)速くなるための高価な機材は二の次」。

◆高校時代(後期)
高校二年時に元プロライダーの監督に見込まれ、実業団チーム『タクリーノ』に選手入り。

レギュラーメンバーとして全国各地で行われるレースに参加する傍ら、中学生や高校生に走り方のコーチングを行う機会が増え、本格的な走行技術の研鑽とともに、指導する側のスキルを習得していくことに。

◆大学時代~現在
東海大学に進学し、自転車部に所属。全日本レースから草レースまで幅広い試合に参戦。

また大手スポーツショップの自転車コーナー店員として自転車整備に携わり、三年の在籍を経てより実践的で現場に即した自転車整備と顧客対応を学び、現在に至る。

JBCF 日本自転車競技連盟加入

JBCF輪島ロードレース 優勝
大分チャレンジロードレース 優勝
HSRロードレース第1戦 優勝
HSRロードレースエリート 優勝
オートポリス 第1戦 優勝
HSRロードレースエリート 準優勝
JBCF堺クリテリウムE2 3位
選抜オープニングロードエリート 3位
西日本大会 ロードE2 4位
国際富士 ヒルクライムE1エリート 20位